Tuesday, December 24, 2013

宮里藍、2005年以来の日本一のタイトル目指す




2010年09月28日19時12分






18番でようやく晴れ「いやぁ、晴れましたね。もう終わっちゃったけど」(撮影:上山敬太)







日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報>◇28日◇大利根カントリークラブ(6,570ヤード・パー72)

 茨城県にある大利根カントリークラブで開催される、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」。大一番に向け月曜日から練習ラウンドを行っている宮里藍は、この日は雨中のプロアマで1ラウンド。「重いラフですね。沈んでいたら70ヤードくらい打って出すしかない」と改めて長いラフに警戒感を示した。

【関連リンク】さくら、長いラフを警戒!「開き直ってやるしかない」

 宮里は今大会の2週間前に帰国し地元沖縄や都内でリフレッシュ。メジャータイトル獲得へ心身共に万全の状態で大利根に足を踏み入れた。日本屈指のセッティングに今季米ツアー5勝の宮里といえども苦戦を強いられることが予想されるが「ミスはつきもの。ラフに入れてしまったらそれなりのマネジメントをしたい」と持ち前の我慢のゴルフで攻略の糸口を見つける構えだ。

 今大会にはヤニ・ツェン(台湾)といった海外の強豪も出場するため、世界ランキングのポイントにも大きく影響を与える。2005年以来の日本一のタイトルを手にして世界一の称号もしっかり守りたいところだ。

Sunday, December 1, 2013

4年ぶり優勝のドンファン、伝えたかった感謝の気持ち




2011年09月11日18時37分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 ドンファン -20
2 津曲 泰弦 -19
3 宮本 勝昌 -18
4 宮里 聖志 -17
5 今野 康晴 -15
6 谷口 拓也 -14
7 小山内 護 -13
諸藤 将次 -13
呂 偉智 -13
藤田 寛之 -13


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18番、バーディパットを決めてガッツポーズ(撮影:上山敬太)









TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 最終日◇11日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)>

 優勝を決める1メートルのバーディパットを震える手でねじ込んだドンファン(韓国)。4年前の優勝ではなかったしびれる場面を乗り越えると、かみ締めるように両手を上げたあと右拳を振り下ろし喜びを爆発させた。国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」の最終日。2位に2打差の単独首位からスタートしたドンファンがトータル20アンダーで逃げ切り07年以来のツアー2勝目を挙げた。

ドンファンが勝利に王手!【3日目】

 今大会は初日が初ラウンドとぶっつけ本番で臨んだが、叩いたボギーは初日の9番と最終日の14番のわずかに2つ。安定感が光った。その14番ボギーで2位の津曲泰弦に19アンダーで並ばれたものの、「残り4ホールが勝負だと思っていた。並んだことでもっと集中できましたね」と最後まで冷静さを失うことはなかった。

、07年に20歳2か月の若さで優勝した「ミズノオープンよみうりクラシック」以来、4年ぶりの勝利。その間09年から2年間に渡って母国韓国の義務である兵役に出た。兵役中はこれまでのようにゴルフに打ち込むことも出来なかったが、韓国にある88カントリークラブの社長が手を差し伸べてくれた。「雨が降っても雪が降っても関係なく“来い”って言われて」6週間に1度の3泊4日の休暇中は毎回必ず8ラウンドをこなし、養い続けたゴルフ勘。今年まだ24歳。「本当はちょっと遊びたかった」と遊びたい盛りに苦笑いを浮かべたが、兵役中のわずかなゴルフに充てる時間がこの日の優勝につながったことは間違いない。

 不自由な生活を強いられた兵役期間中だがそこから得たものもある。「今までは自信満々で100%出来ると思っていた。だからちょっとミスすると怒ったりして自分に負けていました」。ガマンの連続だった軍隊生活を経て、一喜一憂せず冷静に対処できるようになったことが大きな収穫だった。

 優勝会見も終わろうかという時、ドンファンが「1ついいですか」と切り出した。「お父さんとお母さんに本当にありがとうと伝えたい。あと軍隊の同じ部隊の皆さんと88CCの皆さん。トレーナーにマネージャー、大会を開いてくださった方々。皆さんに感謝したいです」。若くして日本に渡り右も左もわからないままツアーに飛び込んだ。それだけに家族、関係者に対する感謝の念を表さずにはいられなかった。さらに、仲の良い原口鉄也広田悟らツアー仲間にも「ありがたいです」と感謝したドンファン。こういう気づかいが誰からも愛されるゆえんだ。レッドソックス松坂大輔似の24歳は、ますます日本ツアーの人気者となっていきそうだ。

【最終結果】
優勝:ドンファン(-20)
2位:津曲泰弦(-19)
3位:宮本勝昌(-18)
4位:宮里聖志(-17)
5位:今野康晴(-15)
6位:谷口拓也(-14)
7位T:諸藤将次(-13)他4名

津曲泰弦、「まだ早いってことですね優勝は…」




2011年09月11日19時04分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 ドンファン -20
2 津曲 泰弦 -19
3 宮本 勝昌 -18
4 宮里 聖志 -17
5 今野 康晴 -15
6 谷口 拓也 -14
7 小山内 護 -13
諸藤 将次 -13
呂 偉智 -13
藤田 寛之 -13


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17番、ティショットでグリーンを外しパーパットが入らず…(撮影:上山敬太)








TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 最終日◇11日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」。逃げるドンファン(韓国)を猛追した津曲泰弦は19アンダーで並んで迎えた17番のミスに泣いた。

4年ぶり優勝のドンファン、伝えたかった感謝の気持ち

 193ヤードのパー3。7番アイアンで放ったティショットは「当たりが薄くて」右に飛び出し、カート道に跳ねてラフに落ちた。ボールが止まった地点は立ち木の裏の最悪なポジション。2打目は乗せるだけでボギーとし、18アンダーに後退した。迎えた最終18番パー5は、最後の望みをかけたイーグルパットも入らずバーディ止まり。同じくバーディを奪ったドンファンに届かなかった。

 ホールアウト後の会見中は終始うつむいたまま絞りだすように言葉を紡いだ。最後は「2位はちょっとは自信になりますけど、まだ早いってことですね優勝は…」と唇をかみ締めた飛ばし屋。この悔しさは今後の飛躍につなげていくしかない。

【最終結果】
優勝:ドンファン(-20)
2位:津曲泰弦(-19)
3位:宮本勝昌(-18)
4位:宮里聖志(-17)
5位:今野康晴(-15)
6位:谷口拓也(-14)
7位T:諸藤将次(-13)他4名

聖志、「鼻の穴広がった」最終ホールチャンスも痛恨ミス



2011年09月11日19時10分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 ドンファン -20
2 津曲 泰弦 -19
3 宮本 勝昌 -18
4 宮里 聖志 -17
5 今野 康晴 -15
6 谷口 拓也 -14
7 小山内 護 -13
諸藤 将次 -13
呂 偉智 -13
藤田 寛之 -13


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4位に終わった宮里聖志(撮影:上山敬太)







TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 最終日◇11日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)>

 三重県にあるTOSHIN Lake Wood Golf Clubで開催された、国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」はドンファン(韓国)の優勝で幕を閉じた。

トーシン撤退待って!選手会長宮本、社長に届けコースレコード“62”

 首位と2打差の17アンダーで最終18番パー5を迎えた宮里聖志は、セカンドをグリーン右に外し10ヤードのアプローチを残していた。しかし、入れればプレーオフの可能性も残るアプローチは、「鼻の穴広がって、“いれたろ”と思って突っ込んじゃった」と気合いが入りすぎ痛恨のザックリ。10センチも飛ばずに止まった。結局このホールはパーとして、単独4位でホールアウトした。

 それでも最終組の中でもっとも安定したゴルフを披露していたのが宮里だ。「昨日より全然良いゴルフでしたね。割とチャンスもあったし」。惜しいパットを決め切れなかったのが悔やまれるが、4位は今季ベストフィニッシュ。後半戦へ向けていい弾みがついた。「頑張りたいですね。優勝争いをした次の週は予選落ちするんで、気を引き締めていきます」。この勢いのままあと一歩届かなかったツアー2勝目を手にしてみせる。

【最終結果】
優勝:ドンファン(-20)
2位:津曲泰弦(-19)
3位:宮本勝昌(-18)
4位:宮里聖志(-17)
5位:今野康晴(-15)
6位:谷口拓也(-14)
7位T:諸藤将次(-13)他4名

遼、バースデーウィークに今季初優勝を狙う

2011年09月14日19時47分


ANAオープンゴルフトーナメント 事前情報◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 北海道にある札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に開催される、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」。この日はプロアマが開催され、大会3日目の17日(土)に20歳の誕生日を迎えるホストプロの石川遼が意気込みを語った。「いつもお世話になっているスポンサーさんの試合で20歳になることをきっかけに自分で新たな道を切り開いていきたい」。また、20歳になれば法的に飲酒が許される年齢。石川も「優勝した後の一杯をやってみたい」という願望はあるが「今は間違いなく、コーラのほうが美味しい思う」と笑った。

 過去3年の成績は、2008年が予選落ち、2009年は18位タイ、そして昨年の12位タイが最高位。「経験と、それを生かした選手が優勝出来るというコースで上位に行けず自分との差をすごく感じる」分、課題としている肩でのストロークをより意識できる機具を使ってパッティング練習を繰り返すなど準備にも余念が無い。ホストプロとして思い入れの強いこの大会で今季初優勝をあげ、「勝利の美酒」に酔いしれることができるか。

 明日の初日は諸藤将次盧承烈(ノ・スンヨル)といずれもツアーきっての飛ばし屋と同組で7時57分に10番ティスタート、昨年涙の優勝を上げた池田勇太は「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」で4年ぶりの勝利を挙げたドンファン(韓国)と同組で7時39分10番ティスタートとなっている。